今年一年間を振り返って

正確には去年の6月くらいから振り返ってということになります.

東京工業大学大学院の研究室訪問から始まります.研究室は渡辺澄夫先生のところでした.
憧れた研究者に実際にあったときは大変緊張しました.
「ここで学べばディープラーニングのフレームワークを作れるようになりますか?」と聞きました.今思えばちょっと方向性が具体的ではなかったですね.
漠然とした思いだったのかも知れません.
結局東工大はTOEICを受けていなかったので受けることは出来ませんでした,でも試験を受けてても落ちていたのは明白です.


そのあとにTOEICなしで受けれる東京大学大学院新領域創成科学研究科というところを受けました.(長い名前ですね)
研究室訪問もしていました.佐藤一誠先生に事前にメールをしてオープンキャンパスで話を聞けるというのを聞いたのでいきました.
30人くらいいてびびりました.そのころからかなり人気でした.

実際に願書に書いた第一志望は佐藤一誠先生の研究室でした.理由はLDAの研究を卒論でしていたこと,自分の興味に一番近いことでした.
結果は問題が分からずじまいで,試験中,持病の薬のせいで眠くなって集中できずに駄目でした.薬の副作用で眠くならなくても多分駄目でした.

落ちた原因は色々あるのですが,ひとことで片付けるなら基礎力の無さです.
そして真剣に数学に向き合えなかったことです.

それからはまだ大丈夫かなという気持ちで,卒論などをやっていました.
それから確か10月くらいに総合研究大学院大学というのを知ります.
志望研究室は福水健次先生の研究室です.12月の下旬くらいに訪問しました.

大変優しい人で研究について詳しく聞かせてもらいました.

「ちゃんとした研究者になるつもりなら,英語が出来ないと駄目です.私もNOVAとかに通ってましたからね」という言葉が印象的でした.このころは完全に機械学習の数理をやりたいと思ってました.実際の試験では半分以上解けず英語もぼろぼろでした.

基礎力の無さです.

結局,難しいことをしようとしているけれど基礎を疎かにするあまり,先を見すぎて駄目というのが私の誤りでした.今思えば試験はクソ楽勝なモノです.少なくとも研究者を目指すならそうでなければいけません.

試験の次の日に面接試験でした.20人くらいの統数研の先生を前にしてしゃべるだけでも死にそうでした.福水先生が私にとって有利になるプログラミングについてのスキルについて質問してくれました.それなのに落ちてしまったのはいまでも大変申し訳ないと思っています.

そして卒論も完成して卒業しました,こんな形だったので気持ちよく卒業できませんでした.卒業式の後の食事などを食べながら話すやつにも参加せず親と帰りました.悔しかったです.


卒業して浪人することに決めました.正直このときは不安とかはなかったです.

そのときの葛藤はこちらに書いてます,

今年の夏にNAISTなどにもいきました.ですがNAISTは受けませんでした.
理由は金銭的な問題や研究室の雰囲気などでした,なんだか言葉を選ばずにいえば何をやってる研究室なのかが分からなかったからです.

統数研を受けるのか迷いましたが,半年勉強しても試験に落ちることは目に見えてました.正直浪人しても覚悟があいまいだったのです.というより覚悟だけでは駄目でした.数学が出来ないと何も始まりませんでした.あと英語も.

そのあと,かなり妥協して母校の大学院を結局受けて受かりましたが,行くことは辞めました.妥協はしたくなかったからです.他の大学院を受けなかったのは挑戦することに怖がっていたこと,お金が十分になかったことが原因です.

そして色々と葛藤します.就活はしていました.9月くらいです.大学院の合格はまだ知りませんでしたが,受かってもなんだか違うというのは思っていましたので.

結局は就職することになりますが,かなり悩んでいました.

そういうこともあり,福水先生に自分は研究者としてやっていけるのかメールで相談しました.
結論は結構厳しかったです.試験はとても基礎的なものでこれを解けないようでは少なくとも数理的な分野で研究者として生きていくのは厳しいというような内容でした,

正直3日は落ち込みました.でも諦められない自分がいまでもキーボードを打っているこの瞬間でもいます.(今でも福水先生は最も尊敬する研究者です.)

今は機械学習エンジニアとして頑張っています,
いつかはどの研究室になるかは分かりませんが機械学習の数理をちゃんとやりたいと思っています.諦めるつもりはありません.今は数学科の初年度で習うような数学をやっています.いつリベンジするかは分かりませんが諦めないということだけはここに書いときます.

長々と失礼しました,機械学習エンジニアを数年は頑張ってそのあとにお金を貯めて進路について考えていきたいと思います.では.

大下範晃



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